my favorite sweet
きのうともだちとカステラの話をした。ともだちいわく、そこの社長がカステラをもってきたところ大人気で、誰ともなく連日カステラを持ってきて、カステラの絶える日がないという。
カステラといえばお気に入りは四ッ谷の坂本屋のもの。鯛焼きで有名な二葉の近くにあるお店。ある日、二葉に行こうと思って歩いていると、古い店構えのお店が目に入った。店の中には木枠のガラスケースがカウンターの上に置かれており、その中に切り揃えられたカステラが並んでいる。箱にも入っておらず、見るからに手作りな感じ。ガラガラっと引き戸を開けて店内へ。店の奥の作業台の上には焼きたてのカステラが甘い香りの湯気を立てておとなしくしている。これから一斤とか半斤とかの単位に切り分けられてガラスケースの中に入るのを待っているような風情。ガラスケースの中のカステラに目をやると、厚めのしっかりしたスポンジの断面に横一層の筋が見てとれる。甘い蜜が溜まった層だ。手作り指数がアップする。これはいけそう…ということでとりあえず半斤ほど買い求める。なかなかの重量級。期待できそう…。
うちに帰ってさっそく開封。やっぱりカステラには牛乳かなあ…ということで、一杯ほど用意する。ちょっとだけ飲んでからカステラをぱくっ。BM堂なんかの大手のそれとはまったく違う少し粗めのスポンジがとても新鮮。もぐもぐのあとまた牛乳を少し。カステラがちょっと甘めなんで牛乳との相性は抜群!カステラ⇔牛乳を何往復かしたあとにカステラの台紙だけが残った。満足♪台紙に目を向けるとそこにはザラメの粒がしっかりと。お行儀悪いけどちょっと前歯でこそげとる。じゃりじゃりとしたザラメと台紙に取り残されたカステラのくずが懐かしい情緒をかもしだす…。いままでに長崎の有名店のカステラを始めいろいろ食べてきたけど、坂本屋は大のお気に入り。「いつもあるわけじゃないんですけど…」と言い訳しながら渡してくれるカステラの切れ端サービス※も心憎い。
※一斤以上買うと切れ端があるときに袋にちょこんと入れてくれる。



